京都府菓子工業組合について

京菓子協同組合 京菓子協同組合

京菓子仲間の歴史は古く、元禄九年(1696年)から始まります。その後、徳川幕府による砂糖の海外輸入制限が始まり、これに伴い京都・江戸・大阪の菓子業者の数を制限した為、菓子屋仲間(砂糖株仲間)が出現しました。安政四年(1775年)、徳川幕府が京都町奉行所に命じて上菓子屋仲間の組合をつくり、公認の下に御用達御者の数が定められ、この制度が組合制度として明治維新まで引き継がれたものであります。明治維新を迎えた京都は、明治二十年に京都菓子商組合を設立し、上菓子の伝統を守るとともに、品質の改善向上に努めてまいりました。 京菓子協同組合は、二度の世界大戦を経て、幾多の試練と困難を乗り越え、今日まで京菓子文化の固持継承に努めております。各店が伝統の技と感性をもって個性豊かなお菓子を制作しており、とりわけても、茶道家元・町衆文化人達にご指導頂き、花鳥風月、春夏秋冬、京都のもつ歳時記、古典文化などに題材を求め、厳選された材料でもって作るお菓子は、国内外を問わず多くの京菓子ファンを魅了しております。

〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
みやこめっせKYOオフィス
電話 075-762-2011
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